時代背景の設定
2070年、世界人口が大きく増え、水不足が進んだことにより、従来の食料生産方法では食料がまかないきれなくなった世界。
そんな未来で生まれた新しい食料生産の形です。
培養食べ物細胞
自宅、会社、大学など、普段過ごすところの排水から、栄養と水を得て育つ「食料の培養細胞」。
人のいるところ、下水道あり。生活のインフラである下水道が、食べ物を育てる場となり、誰もが下水道を活用して、どこでも好きな食糧を生産できる未来を描きました。
スーパーマーケットで培養食べ物細胞が売られている様子。
肉、魚、野菜、そして珍味まで、世界中のあらゆる食べ物が、細胞ならどこでも育てることが可能に。
各自この細胞を買って、下水道にて自宅で培養することで、食べ物をつくることができる。
東京医科歯科大学 木島優美
2000年生まれ。東京医科歯科大学で医学を学ぶ学生。
万博で、若者から「新たないのちの守る方」を生み出すことに挑戦中。再生医療の研究室にも所属している。ヘルスケアと異分野との共創に関心を寄せている。
成果報告会でのプレゼンの様子